●ひなびた日記/03年9月●


 9月日記
9月21日「化身」 9月28日「猫の眉間」
9月26日「実在さんぽ」 9月29日「間(ま)が大事」
9月27日「子サボン誕生!」 9月30日「ブラと遊び」




03/09/30「ブラと遊び」 update!


 本日の登場人物


 
トモロウ


爽やかな秋晴れの一日。
なんだか、やけにすうすうする。秋だわね、・・・と思っていたら、
ブラジャー忘れてました・・・。
忘れられた可哀相なそれは、いつのまにか猫たちのおもちゃに。

私はブラを年に数回、つけ忘れる。ま、実際、私にゃ必要ないものなのだが、
「やめなされ」と、父ちゃんに注意を受ける。

今日は家で一日仕事。どうあがいても、終わりそうにない。静かなるパニック!
それなのに、こんなこと(↓)して遊んでしまって、ますます自分を追い詰める
ワタクシ。
王子! 写真の上に ポインタを 乗せてみてください!
(Netscapeでも表示できるようにしてみました!小Mさん、ありがとう!!)



03/09/29「間(ま)が大事」


 本日の登場人物


 
くま子 


いつもお腹を見せて、ぽかっと口をあいて眠る、くま子の寝顔はとても可愛い。
でも、たま〜に、うっすらと目があいて、白目を剥いてる時がある。
驚いて「くま子?」と、声をかけると、
すーっと寄り目になっていって、やがて「・・・うにゃ?」と目を覚ます。
それが何とも絶妙な間
(ま)なので、可笑しくて仕方がない。

わが家を訪れる人はまず、とびきり大きな、くま子の緑の瞳に魅了される。
「美人だね〜」といわれると、くま子はちょっと、くすぐったそうな、
まんざらでもなさそうな顔をする。
けれども、それは必ず、しばらくたつと「・・・面白いね、この子」
というリアクションに変化する。

超美人なのに、その言動はなぜ、こんなにも笑かしてくれるのか。
おとぼけ、くま子。つかみはバッチリ。



夢路いとしさん逝く。78才。弟・喜味こいしさんの会見に泣かされる。
去年の10月、らさある亭(ラサール石井氏の企画)に出演されたのを見たのが
最後だった。
耳に心地よく品のいい、それでいて爆笑させられた最高の「しゃべくり漫才」。
それがもう二度と聞けないのは、本当に寂しい。

「にゅうすな お時間」にこれまでのニュースとまとめて書こうと思っていたら、
エリア・カザンも死んでしまった。94才。

ごく私的な日々の積み重ねに、ほんの一瞬でも多分に一方的なものであっても、
確かな刺激を与えてくれた人の訃報はいつも、
掻いても掻いても進まない、溺れかけの犬掻きをしているような気分にさせる。
焦りとは違うけど、手の中に残された時間が確実に減っていることを
強烈に意識する。

もう少し時間ができたら「にゅうす」に書く予定の人たちに、合掌。



03/09/28「猫の眉間」


 本日の登場人物


  ビルマ 
公平


朝はまず、目の弱い子たちの目やに拭きが日課。
順番に拭いていって、公平君の番。「ん?」
待ち切れなくて自分で拭いたらしいんだけど、眉間に大きな大仏ボクロ。
公平の目やには黒くて大きいからね〜パリパリだし。
悪いんだけれど、笑っちゃった。
今日一日、公平君が「マサオ〜マサオ〜(千昌夫)」と呼ばれたことは
いうまでもない。

傑作はビルマ。普段、ビルマは目やには出ないんだけど、ふと見れば、
眉間に・・・「??? なに? ツノ???」
誰かに猫パンチを食らったらしく、
(って言っても、たいちゃんしかいないんだが)
白い爪が刺さっていました!!! もう、びっくり!
しかも、本人は爪を突き刺したまんま、
きょとん、と全然平気な顔の、ぷちサイ・ビルマ君なのでした。

はあ〜、朝っぱらから、笑いました。爪も切りました。
このように、猫の眉間には、不思議なものが出現するのです。
・・・って、そんなお間抜け君は、わが家だけ?



業務上過失致死で医師が逮捕された、病院の会見はひどかったなあ!
「難しい手術に挑戦するのが大学病院の使命」云々…
運の悪い事故といった程度の認識なんだろうな。

最近、体のいろんなところに、いよいよガタがきているので、
とうとう、人間の病院に行かなくてはならなくなっている。あああ、憂鬱。


03/09/27「子サボン誕生!」


 本日の登場人物


  サボン



今日、サボンの足下から、小さな子サボンが可愛い顔を覗かせているのを
発見した!!

 
これが子サボン。こんにちは!ようこそ。

しばらく「うわあ!うわあ!」をひとりで連発していた。
・・・なんか、うれしいッス。

 
親子で記念撮影。左にちょこっと。



03/09/26「実在さんぽ」


 本日の登場人物


  あおぞら



早朝の地震は、小さな揺れがいつまでも止まなかった。
それがおさまって、ふと顔を上げると、窓の外が、
ライティングでも施したかのように、一面うすい赤紫に輝いていた。
思わず窓を開けて見入ってしまった。

阪神大震災の時も、明け方、空はまるで夕焼けのように燃えていたそうだ。
また、大きな地震が来るのだろうか。
私はしばし、乗るかそるかの、大博打を打つ勝負師のような気持ちになった。



実在その1。
あおぞらの散歩中、向こうの方から、
やけに小さな犬が、おじさんに連れられてやってきた。
「小型犬にしたって、少し小さすぎやしないかしら?」
近づくにつれ、謎が解けた。

それは、リードを引かれて、しずしずと歩く銀トラの猫だった。
まるまるとした、たぶん男の子で、なかなか風格があった。
たまに猫もリードをつけて散歩させる人がいる、と話には聞いていたが、
実際に見るのは初めてだった。
すれちがう瞬間、おじさんが、にやりと笑った。

実在その2。
帰り道、道端に停めてある車のバックミラーに、
ショッキングピンクのウサギがしがみついていた。
「今なら○○○○ウサギがついてくる!」かん高いCMの声が耳の奥に響いた。
へええ、ほんとにいるんだなあ・・・ウサギもらった人。
初めて実際に見たピンクのウサギは、やっぱり目をつぶって、
黄色いくちばしのような口を気持ち、開けていた。

実在その3。
数メートル先に、楽しいわが家が見えてきた、と思ったとき。
突然カラスが「バカー!」と鳴いて(うちの近所のカラスはなぜか
「バカー」と鳴くのです。江戸っ子なんだろうか?)
かわいいあおぞらの上に、ぽとりと落とし物をした。
「あああっっ!!」私は大変なショックを受けて固まってしまったというのに、
横腹に白い物をつけたまま、「お散歩、楽しかったね」と、
健気な笑顔を見せるあおぞらであった。
「こ、こんなことってほんとにあるんだ・・・」
決定的瞬間に立ち会ったことで、なんだかドキドキしながら、
あおぞらを拭いてあげた。
それにしても、あおぞらは一向に平気なようだった。
些細なことは気にしないこと。
ご機嫌でニコニコしているあおぞらに学ぶ。



03/09/21「化身」


 本日の登場人物


  あおぞら



あおぞらと散歩中、「この人、絶対ヒキガエルの化身!!」
と思うおばちゃんに会った。

おばちゃんはすれ違いざま、わざわざ私を呼び止めて犬の名前を尋ねた。
答えようとすると、その人は、ずい、とにじり寄ってきたので、
薄く横に大きい、おばちゃんの唇が私の視界いっぱいに広がった。

「あおぞらです」
巨大な唇にくぎ付けにされながらも、私はちゃんと答えたのだが、
おばちゃんは、大きな目をきょときょとと不審そうに動かして、
「エリザベス?」と聞き返した。
その淡い期待は、しかし圧倒的な迫力だったので、
私は思わず「はい」と答えてしまった。

おばちゃんは、満足そうな笑みを残して去った。
その間、終始私の後ろに隠れるように俯いていたあおぞらが、
私を見上げて「へへへ」と笑った。



 8月日記はこちら→
8月2日「サザエさん」 8月22日 「埋葬」
8月3日 「お買い得」 8月24日 「炎の笠智衆」
8月4日 「真夏の夜の羊」



 7月日記
(7/2〜7/17の日記はこちら→) (7/19〜7/31の日記はこちら→)
7月2日 「近視の効用」 7月19日 「脱走!!」
7月4日 「安吾と宏」 7月22日 「ザ・プロレス」
7月9日 「一面の枯れたヒマワリ」 7月23日 「あくび指南」
7月11日 「完走」 7月24日 「新装開店!」
7月12日 「マヤの一生」 7月25日 「君の名は」
7月13日 「バカのうた」 7月26日 「今日のお客さま」
7月14日 「長いものに巻かれろ!」 7月27日 「おねだりバレリーナ」
7月15日 「ハシゴ」 7月28日 「共鳴」
7月16日 「デジャビュ」 7月29日 「おばあちゃん」
7月17日 「伴走雀」 7月31日 「蝶を捕る」


 6月日記はこちら→
6月15日 
「雨に想う/一周年記念日に」
6月22日 「への字ぐち」
6月17日 「かね子さんの空」 6月23日 「粋と鍵」
6月18日 「即興」 6月25日 「受難のち発見」
6月20日
「the last woman of old Japan」
6月30日 「頭、隠して」


さらに日記(2002年6月〜2003年2月)はこちらからどうぞ。(click!→)


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