●ひなびた日記/06年8月●


古い日記はこちらから→日記 index

04年5〜7月8〜9月10月11〜12月
05年1月2月3月4〜5月6月7月9月10月11月
06年1月4月5月7月

8日記

8月6日「かりんと かろん」 8月24日「隊長!! 」
8月28日「人馬一体」  

06/08/28「人馬一体」

 本日の登場人物

  トモロウ 


甘くふわふわとした8月が、綿菓子のように消えていく。
全力疾走して丘を駈け上ると、
目の前にいきなり青い海が広がっているような、
未来に向かってまっすぐ「おーい!」と叫びたくなる
この時期特有のハイテンションな今日この頃。

 
 愛車「ダイアナ」。うい奴。命名はてきとー。

多忙と体調不良で、なかなか乗る機会のない愛車。
バッテリーが上がらないように
ちょっとだけ動かしておこうと思ったら、
エンジンかけてハンドル握ったとたんに
愛おしさがこみあげてきて、そのままドライブ。

少し前まで自分が運転するようになるなんて
夢にも思わなかったのに。
もしも自分が車を持つなら、絶対に空色、と
心密かに決めていた。
(もっとも、とにかく色!色!色にこだわる私に、
車屋さんも、アドバイザーとして一緒に
ついてきてくれた人も苦笑いしていましたが )

その夢が、今現実のものとなり、
道はまだ覚束ないけれど、とりあえず
動物病院と、猫砂など買い出し用のホームセンターへの
ルートは押さえた。ってか、そのための車なのだけど。

テンション振り切れ気味の早朝ドライブは最高。
川沿いの道をとことこ走る。
パワーのないところもまた、へなちょこな私にぴったりで
今はまだ車とふたり、あうんの呼吸を探っている感じ。

情報収集→判断→行動、「運転」という一連の流れが、
テトリス系のゲームがやたらと好きな私にとって、
どこかしっくりくる、心安らぐものがある。

こうしたいという意思を操作によって伝えれば、
それに必ず応えてくれる、ああこの一体感!!
最近、全然乗ってあげられないけど、
また近いうちにお出かけしようね。



先日、某編集部で、
珍しい(らしい)海外産の泥パックをもらった。
バテバテ気分をリフレッシュしようと、
それを思い出し、さっそくトライ。

いや〜何ができるんだべか〜と
鏡をのぞきながら、顔にぺたぺたぬりぬり…
ふと、視線を感じたので足下を見ると、
トモが不安そうな、泣きそうな顔で、
みかんをうっかり嗅いだ時のように、
鼻にしわを寄せて見上げている。

・・・・・・・・・。
無言でトモと見つめあう。
それから、もいちど鏡を見る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
無理もない。

 
 ワイルド・トモちん。

・・・ぱしゃぱしゃぱしゃ。
すっかり洗い流すと、
トモは心底ほっとした顔をして去っていった。
ごめんよ、トモ。驚かせて。
背中にそっと呼びかけた。

けれども、そこは懲りない私のこと。
タオルで顔を拭こうとして、
眉毛の間に、パックの洗い残しを発見、
「我集院だ!!!見て見て〜」と、
と、ついついトモを追っかけ回し、
トモにたいへん迷惑がられたのだった。

 
 おっとこまえだのトモちん君。

可愛い可愛い子猫たち。
元気に里親募集中です↓↓↓


http://aozora.nekobaka.com/shitunaihogo.html#himafuku

http://www.satoya-boshu.net/2c1-31542.html

シャム系美少女風ちゃん(改めふうちゃん)里親さん決定しました

どうぞよろしくお願いします。

▲ページトップへ

06/08/24「隊長!! 」

 本日の登場人物

  あおぞら  ミーチ  かりんちゃん マコ君


最近調子がよくて食欲もいつにもまして旺盛
ふっくらとさえ してきたような気がしていたミーチが
いきなり体調を崩しました。

口内炎で水も飲めない絶食状態。即病院。
注射でなんとか持ち直してひと安心。
けど、これだから油断できない。目が離せない。
厳しい残暑。あともう少しだから皆、頑張って!

絶食状態になる直前、ミーチはよだれがすごかったのです。
顎から胸のあたりが、あっというまに茶色くなってしまいました。
目やにと鼻水もひどくてカピカ
ピです。

だけど拭こうとすると、顔に触るだけで痛いらしく、
「チッチキチー」の大木こだま師匠のような声で怒ります。
困っていたら、いつのまにか傍にきていたあおぞらが
さささっと、前に出てきて 一生懸命なめはじめました。

 
 慌てて撮ったのでボケボケですが…。

驚いたことに、あの気難しいミーチが
おとなしくなめさせているのです。
びっくりして見ていると、あおぞらが
ぴしっと敬礼でもするようにかしこまって、
「隊長!どうでありますか!」と
きらきらした目で尋ねてきます。

ちょっと感動したので、
「すごいよ、あおぞら! ありがとう!」と言うと、
「任せてください!!」とばかり
そりゃあもう、はりきるはりきる。
前よりいっそう熱心に念入りに、なめはじめます。
とうとう最後に、「もういいわよアンタ」と
ミーチおばあちゃんが逃げ出す始末。

水でぬらしたティッシュでいくら拭いても
なかなか落ちなかった頑固な汚れが、
見ると、きれいさっぱり落ちています。

めいっぱい褒めてあげました。
その時の顔がこれです。

 
 「隊長!!任務完了です!!」

あおぞらは私がいつも家の中でバタバタせわしなくしていると
周りをうろうろして、ついてくるので、
「なあに? 今忙しいから邪魔しないで。あとでね」と
言ったりしていたのですが、
何とかして自分も役に立ちたかったんですね。
ありがとう。



仲良きことは美しき哉。

 

かりんちゃん、この暑さのせいか、
少々体調を崩しているようです。
食欲不振が続いています。

先週の日曜日に様子を見にお邪魔しました。
日曜も午前中なら診察をしているというので、
もしもの場合は病院へと、キャリーに入れる奮闘時間を
余裕をみて1時間ほどと見積もって伺ったのですが、
その時は、少し調子がよさそうに見えたので、
病院行きは見送りました。

  最近見つけたお気に入りの場所

かりんちゃんはもう私のことなど忘れていると思ったのに、
どうやら覚えていてくれてるらしく、ちょっと感動しました。
でも、かりんちゃんは自分を連れ戻しに来たと思ったようで、
「私はどこにも行きたくないよ」と全身で必死に訴えて
一生懸命逃げては隠れます。
「このお家がそれほど気に入ったんだね」と、
改めて最高のご縁をつかんだことに、またまた
今度はもっと感動させられました。

里親さんは、何でもいいから、かりんちゃんがとにかく何か
口にしてくれるよう連日試行錯誤してくださっています。
どうか早くもとのお転婆かりんちゃんに戻りますように。



 

こちらはマコト王子のお宅の先住猫さん、
大人な仲良しふたり組。
掃除機をかけると、いつも一緒にここに避難。
ぎゅうぎゅう詰めもなんのその。
だって掃除機怖いもん(笑)。

 

そして、こちらは対する若者ふたり組。
もしもし、あなたがた、ほんとに猫ですか(笑)
マコ君はキー君の影響か、すっかり若返っているもよう。

「ヤン坊マー坊」の替え歌で、
里親さんが披露してくださった「キ−坊マー坊」は
傑作でした!!

王子、お願いですから、追っかけっこのときに、
寝ている里親さんを蹴り飛ばしてターンするのは
やめてくださいね。

 

そして、お約束。マコ王子のサービスショット。
この写真を送ってくださったとき、
里親さんからのコメントが
「王子!王子! 見えてます!」とあったので
思わず爆笑してしまいました。
真夏のぐだぐだ王子、幸せなんですね(笑)

▲ページトップへ

06/08/06「かりんと かろん」

 本日の登場人物

  かりんちゃん


美少女かりんちゃんは、わが家にいたときから
不思議な子でした。
一体何を考えているのかなあと、
その小さな頭の中に広がる宇宙を
少しでものぞいてみたいと思ったものです。

  幸せそうな寝顔。

新しいお家に引っ越してしばらくは、わおわお鳴いて、
朝は4時半くらいから里親さんを起こしてくれたそうです。
それがなぜか、目覚まし時計が鳴ると、
ぴたっと鳴きやむのだとか。

最初からかなり大胆にあちこち探検していたようですが、
いちおう慎重に忍び足で、
本人は隠れているつもりだったみたい(笑)

  きりっ!

しかし地獄耳だとおっしゃる里親さんにはバレバレで
里親さんは驚かさないよう、
いろいろ気を使ってくださったようです。

明け方、すぐ頭上で わおわお鳴くかりんちゃんに
じっと寝たふりをしてくださったり、
テレビを見ていたら、かりんちゃんが
テレビのすぐ横に数分たたずんでいたので
目を合わせたら逃げてしまうと、
薄目になってくださったのですが
里親さん曰く「わざとらしかったようです」
で、逃げられてしまったり。

 

 かりんちゃん「うらめしや〜」夏ですから(笑)


里親さんがお風呂に入っている間、
外のバスマットでくつろいでいるそうですが、
戸を開けたとたん、弾丸のように走り去るので、
出る前に一言「出るよ」と声をかけるようにしていて、
それはちゃんと伝わっているんだそうです。
かりんちゃん、賢い!

里親さんのお家では、誰かがトイレをしていると
待ち伏せをして、出てきたところを
ダッシュで追いかけるのがお決まりです。
かりんちゃんも楽しそうに参加していて、
この前は大先輩であるモカちゃんにそれをやったので、
逆に追いかけられていたそうです(笑)

  モカちゃんがなめに来てくれました!

先住猫のモカちゃんには、
免疫異常の肝臓病という難しい病気があります。
このおかしな天候のせいか、一時体調を崩し、
入院しなくてはならないほどでした。

里親さんは本当に熱心に細やかなケアをされていて、
「手のかかる子ですが、私が産んだんじゃないかと思うほど
かわいいです」とおっしゃいます。
キー君と、かりんちゃんも
「私が産んだ子でしょう、おそらく」と。

こんな素敵な方の目に留まったかりんちゃん。
わが家でじっと辛抱して、
ご縁を待っていたかいがあったね。

 
 知的で神秘的で雰囲気のあるモカちゃんでも
 夏はこんな感じなんだそうです。かわいい!

そして、かりんちゃん、
先住猫のハンサム・ボーイ、キー君に
すっかり惚れてしまったようです!

かりんちゃんよりは、少し大人なキー君は
とまどいながらも、
結構、相手をしてくれているとか。

キー君が里親さんのお膝にいる時でも、
自ら積極的に近づいていくかりんちゃん。
こんなふうに!

 

まだあまり人慣れしていなかったかりんちゃんの
里親募集にあたっては、迷うことも多々ありました。
でも、そういう子でも
こんなに素敵なお家が見つかったのです。
それは何にもまさる励みになります。
次の里親募集へつなげていこうと思う力になります。

わが家のような大所帯では、
かりんちゃんは自分の居場所を見つけられませんでした。
うちのメンバーは、孤高を保つタイプと、
誰とでも仲良くする子と、両極端だったからです。
かりんちゃんは、
自分だけの王子さまが欲しかったのかなあ
と、今になって思います。
そしてその王子さまには、
どうやら巡り会うことができたようですね。

 
 甘えるかりんちゃん。最高にお気に入りの一枚です。

かりんちゃんには、かろんと私が呼んでいた
かりんちゃんそっくりの兄弟がいました。
二匹はいつも一緒にいました。
かりんちゃんが追い払われても追い払われても
行き交う人に必死に何事かを鳴いて訴えているとき、
そのころにはまだ臆病だった かろんは
ちょこちょこ隠れながらついて回っていました。

お腹が大きいような気がしたかりんちゃんの保護を優先し、
男の子だったかろんは後回しにしてしまいました。
その後、ボランティアさんが去勢手術をしてくださり、
数軒のおうちでご飯ももらえていたようで、
いつのまにか、かりんちゃんより人に慣れた
大変な甘えん坊になりました。

いつか迎えに行ってあげよう、
かろんにも幸せなお家を見つけてあげようと
ずっと心に思いながら、
当時の私は青天の霹靂で、
限界以上のことを抱え込むはめになり、
毎日、後ろ髪を思いきりつかまれ
引き倒されるような思いをしながら
どうすることもできませんでした。

初夏の美しい季節になったとき、
公園でばったりボランティアさんに会い、
かろんが亡くなったことを聞かされました。
交通事故らしい、とのことでした。

ボランティアさん達は、
少したれ目のかろんのことを
困ったような顔をしているから、と
「困ったちゃん」と呼んでいました。

私はかりんにお家が決まったことを告げるのが精いっぱいで、
ボランティアさんたちと別れてからも、
しばらくずっと馬鹿みたいに突っ立っていました。
それから、いてもたってもいられなくて、
猛然と、ぐるぐる歩き回りました。

「間に合わなかった。
また大きく運命が分かれてしまった。
どうして私はこんなに愚図なんだろう…」

自分の無力さが悔しくて情けなくて、
喉いっぱいに叫びたくなる、
どこにもぶつけられない、やりきれない思いでした。

  ふっくらと穏やかな顔つき。

かりんちゃんの幸せそうな写真を見ながら、
「かろんの分も幸せに」と願うのは、
あまりにも虫がよすぎるような気がしてなりません。

世の中のすべての命を助けられるとは
もちろん思ってはいないけれど、
かろんの死に対する責任を、
痛みとして感じることで、
少しでも担っていきたいのです。

「かりんちゃんが、この家の暮らしも悪くないかなあと
思ってくれる日がいつか来てくれたら、
こんなに幸せなことはありません」

私は今かろんの前に、お花のかわりに、
里親さんのこの言葉を供えたいと思います。

▲ページトップへ




古い日記はこちらから→日記 index

04年5〜7月8〜9月10月11〜12月
05年1月2月3月4〜5月6月7月9月10月11月
06年1月4月5月7月

TOPへ