●ひなびた日記/07年1月●


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1日記

1月3日「ゆずと千円札」 1月6日「前世」
1月7日「路上で?」 1月9日「鳥ぢゃない」

07/01/09「鳥ぢゃない」

 本日の登場人物

  モコちゃん


毎日100通前後の、
いわゆる「迷惑メール」というやつを頂きます。
そのなかに、たまに動物関係等の大事なメールも交じっているため
選別は慎重に行なっています。
(もし「メールしたのに返事こないよ!」という方がいらっしゃいましたら、
本当に申し訳ありませんが、再度ご連絡くださいませ)

最近は、業者様も手を抜かれているのか、
はたまた私がそうしたものにすっかり慣れてしまったためか、
今ひとつ「傑作」に出会えませんでした。

どっこい、今日は違いましたよ〜〜〜!!

差出人は「里香」さん。
でも返信先は「小雪」さん。
なのに本文1行目は「金井優子と申します」。

そして件名は・・・

↓↓↓↓↓

「うですか?」

・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・。

私は鵜ではありません




それはともかく。

モコちゃんの手術が無事終わりました〜。
病院の先生が、「手術も無事済んだので、
知らない場所でお泊まりするより、

安心できる家に早く帰りたいだろう」とおっしゃって、
手術当日の夜遅くに無事帰宅できたんだそうです!

さすがにその晩は押入れの中でじっとしていたモコちゃんですが
次の日にはもうご飯も食べられて、
少しずつ元気を取り戻しています。
よかった! 最初で最後の試練を立派にクリア。
ほっとしました〜

  とっても可愛いお洋服☆

お洋服は、パパさんのトレーナーの袖の部分。
手術跡のばんそうこうを取ってしまうので、
ママさんのアイディア。素敵☆

よく似合ってますね♪

こちらは去年の暮れのモコちゃん、
なんか人間ぽい(^^)

  モコちゃん、炬燵でくつろぐ
 

折に触れ送っていただく、たくさんの可愛い写真を見ていると、
モコちゃんがご家族皆さんに
心から愛されていることが本当によくわかります。
モコちゃんの譲渡は、私的にかなり大変な時期だったので、
なおのこと胸がいっぱいになってしまいました。。

小さなモコちゃんが掴んだ大きな幸せ。
この幸せをぜひ他の子にも、と強く願わずにはいられません。
思い新たに、また気を引き締めて頑張ります。

里親さん探しは、一歩間違えば、
幸せにしてあげるつもりが
取り返しのつかない結果になってしまいます。
つい先日も、ある方から里親詐欺の情報を頂いたばかり。

だからこそ、この貴重で大切なご縁を励みに。。
生まれてきた大切な命。
生きてるって、素晴らしいもの♪

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07/01/07「路上で?」

 本日の登場人物

  あおぞら  ミーチ  モコちゃん


夜、8時頃、あおぞらの散歩で外に出ると、
そんなに寒さは感じないのに、
芝居の効果音さながらの派手な音をたてて
風が吹きまくっている。
マッドサイエンティスト系な白髪の博士が
笑いながら秘密の装置を作動させているみたい。

未確認飛行物体!!と、思ったら
正体はビニール袋がクラゲのように暗い夜空を泳いでいる。

なぜだか、あおぞらのテンションがどんどん上がり、
思いきり駆け出すものだから、つい私も。
気分はすっかり、小学生。

帰宅すると留守電のランプがチカチカ。
何の気なしに再生すると・・・

路上で(???)#$%&#$%&している
(何度、聞き直してもヒアリング不能)
ムシャノコウジ(仮名。でも相当にレアな名字)でェす♪
明日お伺いしまァ〜す!!!」

最後にハートマークが飛び交っていそうな
語尾上げ&ハイテンションな平野レミ風オバチャンの声。
心当たりまったくナシ。

明日いったい何が起こるのか。
コワい、コワいよ、ムシャノコウジ(仮名)さん。




それはともかく。

 「ご飯、食べます」

復活したミーチです。
元気になると、顔つきが全然違う。
目もキラキラしているし(笑)
絶食中あんなにバサバサだった毛並みも
しっとりふかふかに戻った。

*********************************
2005年のお正月明け、東京に雪が積もった。
あおぞらの散歩に出かけると、
また降り始めた雪がふわふわと舞っていた。

雪を踏み締めながら、散歩コースの公園に着くと、
ぼろ雑巾のようなミーチに出会った。
この辺りでは初めて見る顔だった。

もう消えかけている命だと思った。
こんな冷たい雪の中、
ひとりぽっちで逝かせることなんてできない。
せめて暖かい家の中で、と。
すぐ家に帰り、「ごめんね、後でもっかい行くからね」
あおぞらに謝りながら、キャリーを持って走った。
「どうか待ってて。私のこと信じて」と祈りながら。。

戻ってみると、さっきいた場所にいなかったので少し焦った。
あたりを見回すと、少し離れた木の根元で、
さっきはじっとうずくまっていた体を起こして、
目をつぶったままの顔を空に向けていた。
まるで空から落ちてくる雪の音を聞いているように。

しゃがんでキャリーのふたを開け、
おそるおそる声をかけた。
「迎えに来たよ。・・・うち、来る?」

ミーチは目を開いてじっと私を見た。
そして、ゆっくり自分からキャリーに入っていった。。

*********************************
あのころ、ミーチは鼻水が拭いても拭いても
つららのようにカピカピに固まって垂れ下がっていて、
名前も最初は「ハナミズキ アリサ」にしようか、とか
言ってたんだよね。

で、結局そのときハマっていたドラクエのお姫様の名前、
「ミーティア」になった。
呪いをかけられて馬になってしまったお姫様みたいに
呪いを解いて幸せになろうって。
ほんとに名前のセンス、ゼロ。。。)
病院で名前を告げると、何回も「え? え?」って
先生に聞き返されて、恥ずかしかったっけ。
それがいつのまにか、短縮されて「ミーチ」。

あの日から去年と今年、2回も一緒にお正月を迎えられた。
すごくすごく、すごく嬉しいよ、ミーチ。

ミーチは機嫌がいいと爪を研ぐ。
体調がいいとお腹を見せて眠る。
そのとき、左手は胸に、右手をのびーっとするのは、
いちばん気分がいいときの仕種。

ミーチが食べてくれるんだったら、
母ちゃんは何でもしちゃる。
いつまでも、は無理だけど、
だからもう少しだけ、母ちゃんと一緒にいてね。



今日は里子に行ったモコちゃんの避妊手術の日。

なかなか体が大きくならず、ずっと獣医さんと相談しながら
タイミングをはかっていた。
このお正月に発情が来たので緊急手術。

あの小さなモコもいよいよ。
何回経験しても、大丈夫ってわかっていても、
ドキドキしてしまう。

ましてや、猫を飼うのが初めての里親さんは
もっとドキドキハラハラしていることだろう。
自分の体の変化にとまどい、
落ち着かなくて、わおわお鳴いていても、
ママさんの胸に抱かれると、
不思議と静かになって寝ちゃうそうです。
きっと安心しきっているんだね。

手術の前の晩、ママさんは、
だからずっとモコちゃんを抱いていてくれました。

 
 兄妹ではないのに、そっくりで仲良しな2匹。
 この冬はいつもこんな感じ☆

チョコ君(写真右)はモコちゃんと同じくらいの月齢だけど、
ぐんぐん大きくなって、
もうすでに去勢手術を終えている。
体格差は歴然!さすが男の子。堂々とした青年になったな〜

チョコ君のお友達を探していて、
元気いっぱいのモコに目を留めて頂いた。
それが相性ぴったんこ☆で、
いつも写真みたいにくっついているのだとか。


察するにあまり幸せでない生い立ちで、あげくのはてに捨てられた、
おそらく飼い猫の産んだ子どもと思われるモコちゃんは、
屈託ない甘えん坊のチョコ君から、
甘え方を学ぶことができたようだ。
(同時にチョコ君はモコちゃんから
ワイルドな遊びやいたずらを☆ 笑)

今日はモコちゃんは病院にお泊まりだから、
「どうしてモコちゃん、いないの?」と
そわそわ落ち着かない夜だったかもしれない。

いつもチョコ&モコのお世話を一生懸命してくれる
人間のお姉ちゃんたちも、きっと寂しい思いをしているのだろう。

小学校2年生になる下のお姉ちゃんは、
いつか夕方のテレビで
ペット回収車の特集をやっているのを見ていて、
「あの猫ちゃんたちを助けてあげて!!」と
突然、号泣しだしたそうだ。

私はその番組は未見だったのだけど、
後で詳細にレポートしてくださっている
ある方のブログで内容を知ることができた。
テレビにしては事実に即した、
かなり突っ込んだ内容だったと思う。

その後、動物たちがどうなるのか知りつつ、
共に暮らしてきた犬や猫を連れて来る飼い主たち。
いい大人が、こんな小さな女の子を泣かせて、
私はとても恥ずかしい。
彼女のやさしい気持ちを、深く傷つけてしまったこと、
私たち大人はどうやって償えばいいのだろう。

ごめんね、Kちゃん。。
あの犬や猫たちのぶんも、
どうかいっぱいチョコ&モコちゃんを可愛がってあげて。
どうかたくさん愛してあげてください。

1匹でも殺されていく動物たちが減るように、
今できる目の前のことを頑張るね。
不幸な動物達をなくすために、
現状ではやむをえない不妊手術。。

モコちゃんが明日元気にお家に帰ってくるように
一緒にお祈りしています。

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07/01/06「前世」

 本日の登場人物

  かりんちゃん


今日ふと思ったこと。

近所のスーパーは魚コーナーがとても充実しています。
今日その前を通りかかると、
その日の広告の目玉らしいタコのぶつ切りが
パックされて、たくさん並んでいました。

・・・痛そう」

なぜか目を逸らし、足早に通り過ぎてしまいました。
私の前世はタコだったのでしょうか??

そういえば、深田恭子ちゃんが
「私、前世はマリー・アントワネットだったんです」
と以前、真顔で語っていて、
この人も飛ばしてるなあ、と思ったのでした。



それはともかく。

前世でも家族だったのでは、と思わせるような
かりんちゃんちの、ほのぼの写真が届きました。

 

かりんちゃんは、妹キャラ全開で、
皆から可愛がられる末っ子の地位を、
瞬く間に不動のものにしたようですね。

 
 よーく見ると左のはじっこに、かりんちゃんがいます!!

 
 「いらっしゃいませ〜」看板娘ふたり♪

かりんちゃんより、かなりお姉さんの
モカちゃん(上の写真・右)は、
とてもよく かりんちゃんの面倒をみてくれます。

あるとき、レジ袋で遊んでいたかりんちゃんのお腹に
持ち手ががっちりはまって、大パニック。
助けてあげたいのに、とても触れる状態ではありません。
そのとき、モカちゃんがさっと来て、
かりんちゃんの体をなめてあげたので、
その間に袋を外すことができたそうです。

「私の不注意で・・・」という
謙虚なお言葉に恐縮してしまいます。
いえいえ、ほんとに猫はビニール袋が大好き。
気をつけていても、ちょっと目を離したすきに
おもちゃにしてしまいます(^^;

わが家でもたまにやります、袋パニック。
いろんなものをなぎ倒し、破壊し・・・(涙)
「大事なものはすぐにしまう」。
日々、彼らから学ぶことがたくさんです。トホ。



ミーチ、復活です。
ご飯の催促に朝、起こしに来てくれました。
「15才はいってるだろうね〜確実に」
とは獣医さんの弁。
「でも、以前よりだいぶ体力ついてきましたね」とのこと。
彼女はほんとにグレイト。
心配してくださった皆様、本当にありがとうございます。

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07/01/03「ゆずと千円札」

 本日の登場人物

  トモロウ  ヒコ


毎年、出版を心待ちにしている本があります。
フリースタイルから出ている『このマンガを読め!』

2007年度版は、
名うての読み手にアンケートをとった「私のベスト5」
(対象作品:05年11月〜06年10月発表)のほかに、
萩尾望都×よしながふみ の対談や、
デビュー50周年の楳図かずおインタビューなど。

お互いになかなか時間が取れず、
私に啓示を与えてくれていたマンガ中毒者たちと
じっくり話す機会がめっきり減ってしまった昨今、
毎月怒濤のように刊行されるコミックの洪水のなか、
私にとっては信頼できる、とても役立つ海図です。

紹介されている数々の気になる作品のなかで、
前から評判は聞いていたのですが、
どうしても手にとる勇気のなかったもの・・・
とうとう買ってしまいました。

須藤真澄さんの『長い長いさんぽ』です。
年老いた愛猫・ゆずの物語。
微笑ましく愛おしい日常、そして避けられない最期。。

もうね、やっぱりダメです。
ティッシュでは足りなくて、タオル。
泣きたくなんか全然ないのに。

作者の須藤さんは
旅行で愛猫の最期の瞬間に立ち会えなかったのです。
「ごめんね、ごめんね・・・」
ずっとそう思い続ける気持ち、
大切な命を失った経験のある人なら、
誰にでもあると思います。

ゆずの寝床についていた抜け毛や、
研いだ後に落ちていた古い爪など
拾い集めてはビニールの小袋に収め、
灰ごともらってきたゆずの骨を段ボールの灰などと分ける
「発掘」と呼ぶ作業をえんえんと続け、
骨つぼに、ゆずを模したフリースのカバーを作り・・・
彼女は徹底して思いつく限りのことをします。
それは残された者が生きていくための別れの儀式。

そしてある日の夕食。
ゆずが好きだったサバ。
ゆずが食べられなかったサバ。

不意に彼女は気づくのです。

もし ゆずに「ごめんね」が伝えられるなら
「おいしいよ」だって伝えることができるんじゃないのか

ちゃんと食べて ちゃんと生きよう
ちゃんと思おう
ゆず サバ うまいで サバ


この日、頬もこけ顔がしぼしぼになった彼女、
ゆずが亡くなってから初めて完食します。
そして、それから・・・
結末はぜひ本で読んでみてください。



ある方のご実家で14年間お母さんとともに
過ごしてきたわんちゃんが亡くなりました。
お母さんは送るとき、千円札を一枚一緒に入れて
「お金では幸せになれないけれど
天国でお友達作らないとね。
何かおいしいもの、おごってあげるんだよ」


すごく粋でカッコよくて、
こんな素敵な送り方もあるのかと心打たれました。
その方ご自身も、同じ女性として憧れてしまうような
とっても素敵な方なのですが、
このお話を伺って、さすが〜と深く納得した次第。

送り方に正解なんてないけれど・・・
小さな命の与えてくれるものは本当に大きい。
今わが家にはお骨の入った小さな壺が7つ。
たくさんの大切な時間も
そのなかにはたっぷり詰まっていて、
絶え間なくあたたかいものが湧き出ています。
それは、私の張り裂けそうな後悔を
そっと包んでくれるのです。
だから私は前に進んでいけるのだと思います。



この間、帰ってきて電気をつけたら、
お坊っちゃんたちがこんな状態。
笑ってしまったので、思わずぱちり。
寝ていたらしく寝ぼけ顔(笑)。

 
 わが家の勝新&田宮二郎のコンビです。
 ・・・って古ッッッ。


 

ヒコ(右)は、甘え上手な
もんち君やかんちゃんが気に入らないようで
ジャイアンみたいに、待ち伏せてポカポカやっては
上目遣いで母ちゃんの顔色を伺いつつ、
さーっと逃げていくような、
甘え下手で不器用なシッコたれ。

だからこそ、可愛いんですけどね〜。
抱っこすると、最初は「いらねーや」って感じで
ふてくされているのですが、そのくせいつまでも
お膝から降りないんです(笑)。

  
 弱虫ハンサム、ヒコ

そんなヒコですが、トモ兄ちゃんだけは特別みたいで、
いつも兄ちゃんにはべったべたです。
トモも、ついこの間までは甘えん坊の末っ子だったはずなんですが
意外といい兄貴っぷりを披露しています。

とはいっても、母ちゃんのお膝が空いてると、
そーっとやってきて、昔の赤ちゃんトモに戻るんですけどね。
ヒコには毎日、「強い男はやさしいんだよ」と言い聞かせています。
「ふーんだ、知らねーや」っていう反抗的な態度がまた可愛くて
母ちゃんに、ぎゅむーっとされてるヒコ君です。
早く大人になれ〜(笑)

 
 「兄ちゃん大好き」右からトモ、ヒコ、スーちゃん



お正月からまたミーチが食べてくれません。。
病院は4日から。
一日何も食べないと、ぞっとするほど痩せてしまう。
一口でも食べてくれればとあの手この手を尽くしてますが、
ミーチおばあちゃんが「いらない」ってったら、
ほんとに何にもいらないのです。。(;_;)
う〜。そんなこと言わずに食べて〜、ミーチ!!

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