2001.9.21  猫アレルギーについて+Q&A


一般的に言って、ずっと猫と暮らしてきた人が、ある日突然、猫アレルギーになった、猫アレルギーが酷くなった、という事はありません。
疲れ、体力や免疫力の低下、ストレス、室内の埃やダニなど、必ず違う原因が複合的に作用しています。
病院で検査を受け、症状の原因を突き止める必要があります。その原因究明と生活環境、居住環境の改善を実施せずに、猫の処置を決定する事は安易と言わざるを得ません。

救急車で運ばれても、アレルギーや喘息などが酷くても、猫と暮らし続けて、症状の緩和した人、免疫の力が勝るようになった人も多くいます。

*勿論、敢えて言うまでも無い事ですが・・・、通院をし、処方された薬を飲用している、漢方やサプリメントでの体質改善をはかっている、居住環境を清潔に保つ努力もしている、などが前提です。免疫ミルク、漢方、その他の、免疫力を高める為の民間療法を、色々お試しになるのも良いかもしれません。(体質に合うか合わないか、効果があるか無いか、には個人差があります。)

猫を手放しても、根本解決にはなりません。猫を手放さす事を考えるのでは無く、一緒に暮らしていける様に努力をしましょう。


▼某大学病院皮膚科部長と某薬剤師の、忘年会での雑談(本音トーク)より。

部長

猫アレルギーがあるかないかは、割とわかりやすい。猫アレルギーの人は、猫を抱っこしてみれば、すぐにくしゃみや鼻水が出たり、目が痒くなったりする。
そういうことがないのに、血液検査等で猫アレルギーの抗体(+)に出ても、これは猫アレルギーとは、違うと考えている。単に抗体を持っているだけだ。

喘息などの人が、ピックテストや血液検査でアレルゲン検査を受けた場合、猫アレルギーが単独で出る事は少なく、たいがい「猫とダニ」というような出方をすることが多い。
この場合、猫を触っても平気なら、それは猫アレルギーとは違うと考えられるので、猫を手放す必要はない。
反対に、猫を抱っこすると、すぐにくしゃみや鼻水が出たり、目が痒くなったり、というケースでは、猫と居住空間を分けることが望ましい。


(説明)
ずっと猫を飼っていた人が、ある日突然上記の様な症状が出た様な場合については、猫アレルギーだけではなく、他の要素がプラスされた可能性もあります。
現代医学では、まだ猫アレルギー自体を100%完全に究明出来た段階にはありません。
原因が究明出来ないからこそ、猫が原因だと断定され易い現実がある様です。


薬剤師さん

「去年まで花粉症でも何でもなかった人が、今年から花粉症になった」という話は、よく聞くでしょう?それとおんなじで、「ずっと猫を飼っていて平気だった人が、突然猫アレルギーになった」ということはありますよ〜。体調が落ちたり、免疫力が下がったり、といった時に出るんですね。
だから、免疫力を高めたり、肝臓の働きを強めたり、といったいろいろな方法で効果が出る場合があるわけです。免疫ミルクもそのひとつだけど、何が効くかは人によるので、信用できる薬局を見つけて、いろいろ試してみるしかないですね。免疫ミルクは、たくさんある免疫増強補助食品のひとつ、として紹介するのがいいと思います。

こういうケースで次に来るのが、「猫を手放さないで居住スペースを分ける」工夫になるのでは?あと、免疫力を強化する方法をいろいろ試すのも、平行してやることはいいと思います。いろいろな方法があるので、薬局(ドラッグストアーではない)で薬剤師に相談してみるのがいいと思います。その際、漢方薬の相談もやっているような、薬局のベテラン薬剤師がいいと思います


(私見)
下記の項目を含めて、どうしても効果が出ない場合、実施しても良いと思う事:

猫の毛をバリカンで、ある程度剃る。
*毛に付いた埃を減らす事が出来る、シャンプし易い。シャンプの出来ない猫でも、体を濡れた暖かいタオルで拭き易くなり、毛に付いた埃、体のフケなどを減らす事が出来る。
特に体を濡らす時は、風邪を引かない様に室温を高くする、猫の体を定期的に綺麗に洗う。
*勿論、他の努力もする必要はあります。また、敢えて言うまでも無い事ですが・・・。
猫と暮らして続けて行く為に、猫を捨てたり殺さない為に・・・猫の習性も考慮した上での考え方です。


こちらのサイトもご覧下さい。



Q&A

猫アレルギーなった方、下記の内容で、どれか当てはまりそうな事はありますか?是非ご参考下さい。


アレルゲンのテストでは、猫以外には何も出ませんでしたか?

ダニ、ハウスダストなどにも、あわせて気をつけてください。ダニ、ハウスダストの場合、仮に猫を手放しても、症状は続く筈です。
ダニ退治には、猫が舐めても毒でない物を、薬局で購入して利用しましょう。
また、建物自体がハウスダストの原因になっている場合もあります。
どうしても改善が無い場合は、住宅の専門家にも相談してみましょう。

絨毯や畳を使っていませんか?

なるべく、絨毯や畳を無くして、フローリングにしましょう。

厚いカーテンがかけっぱなしになっていませんか?

カーテンは、定期的に綺麗にクリーニングしましょう。

エアコンのフィルターなどはこまめにお掃除していますか?

定期的に綺麗にお掃除をしましょう。

猫ちゃんはこまめにブラッシングなどしていますか?

抜けて床に落ちる毛を少なくしましょう。ガムテープやコロコロで体の抜け毛を取りましょう。

換気が悪くなっていませんか?

猫が逃げない工夫をして、窓を開けたり換気扇を回したりして、常に換気を良くしましょう。

空気清浄機を試してみましたか?

アレルゲンの濃度を、一定程度少なくできるようです。

お布団の手入れはどのようにしていますか?

掃除機をゆっくりかけたり、お天気の良い日に干したり、クリーニンをするなどして、お布団を常に清潔にしましょう。

猫ちゃんを清潔にしてあげていますか?

逆に、おうちの中のダニが猫について繁殖する、という悪循環も考えられます。こうなると、猫ちゃんも痒くてかわいそうです。
猫ちゃんの方も、ときどきシャンプーしたり、ブラッシングしたり、ノミ駆除をするなどして、気をつけてあげましょう。

猫ちゃんは、症状の悪い方の部屋には入りますか?

その部屋だけでも、症状が緩和するまでの間、猫を入れないようにして、あげるものいいかもしれません。





[173033]