2002年9月 都営住宅におけるペットの適正飼育についてのご意見箱 |
集合住宅での猫飼育については、下記の条件さえ厳守すれば、飼育数に関係なく、近隣に迷惑をかける事は一切ありません。
▼ 避妊・去勢手術の実施 繁殖、発情期の鳴き声、スプレーによる悪臭、を防止出来ます。 ▼ 完全室内飼育の徹底: 猫は、縄張り内で生きる習性があり、完全室内飼育に適しています。猫の行動範囲は、縄張りの広さに比例し、完全室内飼育でも、自由を拘束せず、遊ぶスペースを用意すれば、ストレスを抱える事はありません。 ▼ 毎日トイレ掃除を行う 放置しなければ、悪臭が近隣に漂う事はありません。 ▼送った私のお願い(、急いで送ったので、まとまりの無い文章ですが・・・) 東京都住宅局御中 はじめまして。私は櫻井と申します。xxx市を中心に、猫関連のボランティア活動をしております。主な活動内容は、市役所や保健所からの紹介を受けて、寄せられた相談や苦情への現場対応です。 都営団地における猫トラブルにも、これまで関わってきております。また、都営団地で実際に猫飼育をしている人も多く知っております。 以上の体験に基づき、私のお願いをさせて頂きたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。 都営団地においては、潜在的な人も含めると、ペットと共に暮らしたいと願う人は多くいるかと思います。一方、迷惑を被る事を心配する人も多くいるかと思います。 現状では、ペット飼育は暗黙の了解と化し、多くの人が既に何らかのペットを飼育しています。この内、近隣に迷惑を与えている人もいますが、多くはトラブル無く、飼育している様に感じます。 都営団地におけるペット飼育は、近隣に迷惑を与えるかどうか、この点が最も危惧されるところかと思います。猫飼育に限定して言えば、下記の条件さえ守れば、近隣への迷惑になる事は一切ありません。 1、飼育する猫の、避妊・去勢手術の徹底 これにより、発情期の煩い鳴き声、マーキング行為、無制限の繁殖を防ぐ事が出来ます。 2、完全室内飼育。 これにより、近隣への迷惑を防止する事が出来ます。 3、毎日の猫トイレ掃除の実施 毎日掃除を欠かさなければ、悪臭がこもる、近隣に悪臭が漂う、という事を防ぐ事が出来ます。 猫の飼育においては、上記の3点が基本です。この3点が守られれば、猫トラブル、近隣への迷惑、苦情を完全に無くす事が出来ます。 飼育する猫の数は、一切関係がありません。1匹だけしか飼育していなくても、上記が守られなければ、近隣に迷惑を与えます。多頭飼育であっても、上記を守れば、近隣へは一切迷惑をかける事はありません。 都営団地での猫の飼育数ですが、数に制限を与えず、各飼い主の判断にお任せ頂きたいと思います。上記の様に、責任ある飼育方法は、近隣には迷惑を与えません。 今、ノラ猫(家なし猫)問題は、深刻な地域問題、社会問題にもなっています。この問題を解決する為には、民間の善意の力が必要不可欠です。 猫問題を考える時、ノラ猫(家なし猫)の問題を無視出来ません。多くの人は、自宅での保護・里親探しをし、または餌付け・避妊・去勢手術を施し、数の減少を目指して励んでいます。 都営団地住まいの人でも、この様な活動をされている人たちがいます。その活動の結果、都営団地周辺のノラ猫(家なし猫)数の減少、地域内のノラ猫(家なし猫)数の減少、地域や団地環境の改善、が実現もしています。 都営団地に住む、責任感と善意な心を持ち、猫を助け地域や居住環境をも良くしたい、と願い行動をしている人たちに、もっと活動し易い環境を、是非とも都から与えて頂きたいと思います。 それが、結果として、都営団地に住む猫の嫌いな人たちにとっても、地域全体にとっても、 大きな利益をもたらします。都営団地の居住環境、地域環境の改善にも、大いに貢献することとなります。 以上の理由から、都営団地においては、猫飼育における3原則の徹底、飼育数は飼い主の判断に任せる、事をセットで実現して頂きたいと願っております。 是非とも、ご検討をどうぞ宜しくお願い致します。 |
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