交通事故、殺処分される寸前だった、まるちゃん




保護翌日の写真


2001年11月29日、1本の電話から、
動物愛護センターに収容され、
12/5(1週間の公示期間後)に殺処分される
予定の、まるちゃんの存在を知りました。

当時、約生後3ヶ月。オス。
外暮らしの家なし猫(ノラ)
まるちゃんを車で轢いた人が、世田谷の
動物愛護センターに依頼をしたのでした。


動物愛護センターでは、負傷した猫などを保護しています。(引き取っています。)
しかし、その実態を、多くの人は知りません。
動物愛護センターでは、保護後(引き取り後)、1週間で殺処分となります。

まるちゃんを車で轢いた人は、動物愛護センターに依頼をする際、説明を受けて、その事を
知っていた筈です。しかし、動物病院には、連れて行ってあげませんでした。
動物愛護センターで収容される1週間という時間が、自分の心を慰め、自分の行為を正当化
するのに、充分とでも思ったのでしょうか?

しかし、動物愛護センターに依頼をするという事は、1週間後に、この猫を殺して下さい、
と自ら依頼をし、間接的に、自らが殺した事に他なりません。

猫でなく人間ならば、刑事事件になる立派な犯罪行為になります。


動物愛護センターに収容された負傷猫は、1週間後の殺処分までの間、最低限の治療を
受ける事になっています。

まるちゃんも治療の為、城南島の動物愛護センターに移されました。
時間がありません。引き出せる里親さんを必死に探しました。
そして、知人が里親さんとして、
12/5の殺処分当日に、まるちゃんを引き出してくれました。


12/8、動物病院で診察を受けました。

負傷の状態(獣医師の見解);
生後3カ月の子猫。おす。 
右足は骨折、膝から下の2本の太い方の
脛骨か細い方の腓骨の片方が折れて、
×の字状に交差。
脱臼した左足は、指がもげてしまっているが、
肉球はちゃんと残っている。さらに、しっぽの
皮膚が壊死しており、剥離してしまった。
残った皮膚が伸びてくるかどうか様子を見て、場合によっては断尾手術をするようになる。



子猫の回復力は、現代医学の予想を遥かに超えます。
毎日の消毒の結果、まるちゃんのしっぷは治り、断尾手術の必要が無くなりました。
心配された足の複雑骨折も治癒し、普通に走ったり、ジャンプしたりする事も出来る様
になりました。

しかし・・・、既にいた家ノラ軍団たちが、まるちゃんを仲間に引きずり込んだ事から、
すっかり警戒心バリバリの家ノラになってしまいました。

保護してから半年後に、心の寛大な素敵な里親さんに巡り合えました




里親さんのコメント
8か月後のまるは、こんな感じです。
まだ触ることにはびびってますが、
何か話しかけると返事をするように
なりましたよ。


まるちゃんの大好物は、メロンパンだとか。

1匹でお留守番をする時に、ご家族の夕食のおかず(高級お刺身とか)を独り占めして食べたりもするとか・・・。





でも、ご家族は怒らないんです。なんて、心の寛大で優しいご一家なんでしょう・・・