2001.9.12 動物愛護センターでの猫殺処分数を減らす為に


現状を改善する為には、民間と行政の相互扶助(協力)が必要不可欠です。
民間が何もせずに、行政にだけ要求を出し続けても、現状を変える事は出来ません。
現状を変えるには、1人1人の善意と力が必要です。

保健所やセンターでの、再発防止の徹底、民間力の活用、対応改善などにより、持ち込まれる頭数や殺処分に使われる予算が、確実に減っていく様になります。そして、センターでの長期収容、シェルター化、にも期待が持てる様になっていきます。
みなさんも是非、1度考えてみて下さい。そして、提案も出していきましょう。


改善してほしい現状

1、持込をする人がまだまだいること。
2、里親希望者が、なかなか現れ難いこと。
3、保健所やセンター(行政)の広報・努力不足、民間活用が積極的では無い、
  民間の協力不足、の悪循環。


▼私たちの多額の税金で、毎年繰り返し、殺処分が行われています。


全国のセンターに収容された猫たちは、当日〜1週間で殺処分されています。
保健所が危ない、をご参考下さい。

(平成10年度動物取扱状況)(都内の全支所合計)

引き取り 返還 譲渡 殺処分
成猫 752 11 94 12,987
子猫 11,660



▼民間に望むこと

猫を持ち込まない・持ち込ませない、避妊・去勢手術を徹底する、センターから猫の譲渡を受ける、近所に危険な家があったら、積極的に関わる、啓蒙・啓発・広報をする。


▼センターや保健所に望むこと


生後1ヶ月未満の子猫の里親希望者がいても、譲渡対象外です。

「ギャング猫」という発想が、その1因と言われています。(つまり、小さい頃に1匹で飼われる猫は、大きくなっても噛み加減が分からず、飼い主を傷だらけにする=凶暴、という考え方です。)
しかし、複数飼いの家庭、先住猫のいる家庭、であれば、この心配は解消されます。
発想の転換を切望します。



子猫など持ち込まれる猫は、当日〜翌日に殺処分されています。

この様な現状では、持ち込まれた猫に、里親が見付かる希望はゼロです。殺処分数が減らない大きな要因になっています。

尚、負傷して収容された猫は、1週間の告知期間後に、殺処分されています。
告知期間はありますが、現状では、管轄する各市町村の役所、保健所に情報が止まるのみで、民間に広く知れ渡る体制にはなっていません。

また、引き取りの出来る人は、原則飼い主か、里親になる人だけです。保護・里親探し目的での引き取りは、認められていません。
東京都では、収容動物情報の公開を始めています。


譲渡会に出れる猫は、ごく僅かです。

運良く、譲渡会に出れる猫とは、自力で生きていける、目ヤニ1つ無い、完全な健康状態の良い猫だそうです。(この様な説明を実際に受けました。)
しかし、センターに持ち込まれる猫の殆どは、目ヤニ、風邪症状、体が弱っているなどの何らかの症状を持っている、と言っても過言では無い筈です。

民間では、その様な猫であっても保護をし、授乳、風邪などの病気治療を施し、健康状態にしてから里子に出しています。
センターには、病院設備が完備してあります。勤務する職員は、獣医資格を持った方々です。
収容される猫の健康状態を良くする為に、最善を尽くす一方で、民間の協力を得ながら、収容期間も延長すれば、殺処分数は確実に減ります。


●繰り返しの持ち込みを防ぐ為に

1、持込者の身分確認、居住環境や飼育環境の確認、指導、再発防止を徹底する。
2、手数料を高く設定する、
3、
持ち込み者の家や外に、まだ繁殖制限をしていない猫がいる場合、その避妊・去勢手術を、センターにて行う。経済事情などに応じて、負担させる費用を検討する。

持込者に負担させる額がゼロになり、その額に税金が使われても、再発防止につながる為、繰り返し(終わりの無い)の殺処分よりも遥かに、有意義な税金の使い道になります。結果として、収容対象になりそうな猫数、地域内にいる猫数を、真に減らす事が実現します。
昨年、センターと私たち民間の協力で、既に実績をあげています。


センターの勤務時間の延長、休日対応の実施


センターの勤務時間は、平日;午前9時〜午後5時。土、日、祝日、は休みです。
時代が変わり、女性の社会進出、夫婦共働きの世帯が増えています。平日の時間内にセンターへ行き、約1時間半もの講習会を受けるには、仕事を半日休まなくてはなりません。
多くの気持ちある人が、センターへ足を運び易くする為、センターの対応が改善される事を切望します。



広報の徹底、譲渡会の創意工夫の実施

センターで毎月1回、猫の譲渡会が行われています。しかし、現状においては、譲渡会を知らない人の方が圧倒的に多数です。
様々な広報手段を活用して、もっと世間一般に広くアピールをしていく事が必要です。
また、センターの所在地が交通不便な場所にある事が多い為、足を遠のかせる要因にもなっています。
学校や図書館、公民館などの施設を、休日活用することで、責任意識の向上、譲渡率を高める事などにもつながっていく筈です。


民間の力の活用、収容期間の延長


現状では、民間が里親探しの為に、猫の預かり希望をしても、ほぼ認められません。
センターでは、1人猫1匹、1回の譲渡、しか現状では認めていません。
(何度も交渉しましたが、この様な説明でした・・・なので、何処も同じかと思います。)
民間の預かり・里親探しに問戸を開くと、税金による処分数を減らす事につながります。


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